当社は、グループ会社のシードおきなわ合同会社（以下「シードおきなわ」）および沖縄電力株式会社（以下「沖縄電力」）とともに独立行政法人国際協力機構（以下「JICA」）から、「大洋州（広域）エネルギートランジションプロジェクト」業務を受託し、本日、契約を締結いたしました。

本プロジェクトは大洋州地域の４か国（フィジー、サモア、ミクロネシア、パラオ）を対象とし、エネルギートランジションの促進に向けた電源計画および系統計画、需要家側対策に係る能力強化を行うことで、エネルギーセキュリティの向上ならびにエネルギートランジションの促進を図り、各国が目指すエネルギー分野の脱炭素化に寄与することを目的としています。

　当社では、県内離島の小規模電力系統への太陽光発電や風力発電などの再エネ導入を通じて蓄積した経験や系統安定化技術の知見などの強みを活かし、これまでアジア地域や大洋州を中心とする島嶼国への電気事業分野における技術支援や国際協力を行ってきました。

　本プロジェクトにおいても、これまで培ってきた経験と技術力を活かし、グループ一丸となって大洋州地域におけるエネルギートランジションの促進に貢献してまいります。